この15年の写真スタジオ業界を取り巻く環境は、デジタル化とコロナ禍という未曾有の大変貌を遂げ、以前がどうだったか忘れてしまいそうな勢いですが、イースターエッグとしては写真台紙の需要は意外と堅持しています。
ところが、肝心の台紙の入手が最近急に厳しくなってきました。確かに20年ほど前の結婚式では、親族集合写真とお新郎新婦お二人の2面台紙は、各ご親族分焼き増し増刷と言うケースが多く、恐らく台紙の需要は今の10倍を軽く超えるものだったと記憶しています。そんなわけですから、写真台紙を卸していただいていた取引先が、次々と吸収合併、さらには事業廃止となっているのが現状です。
それでも、台紙の需要は根強いものがあります。そしてそうである限り、提供しないわけにはいきません。
そんな背景もあり、イースターエッグでもこの晩秋、ニュータイプを急遽導入することとなりました。
新しい台紙は、六切りの2面タイプ&3面タイプのラインナップ。装丁は表紙はブラックのファブリック張り、中台紙もグリーンのファブリック張りと結構凝ったつくりです。表紙には結婚年月日とカップルのお名前が入ります。
是非、イースターエッグ・柿の木坂写真工房のオフィスまたは、提携式場にてご覧ください。